妊娠中、出産と過食嘔吐
女性 主婦 39歳 滋賀県

過食嘔吐２０年目です。ずっと苦しんできました。
毎日食べることを中心に考える生活。
食べたい物は無く、吐きやすいもの、低カロリーのものを探し、
吐きやすい順番になるように考えて食べて吐く。
誰かと食事するときは「美味しいね」と楽しむふりをして、
頭の中ではいつトイレに行こうか考えている。

１９歳の時は食べ過ぎた時だけ吐いてました。
２６歳のころには１日２～３回過食嘔吐をするように。
スーパーで大量に買い物をし、家に帰るまで待てずにトイレがある公園、
図書館等の駐車場の人気のない場所に車をとめて食べ物を貪り食べる。
そしてパンパンになり痛むお腹でヨロヨロとトイレまで歩く。
食べ物がなくなるまで往復して過食嘔吐。
過食嘔吐後はきまってカリウム不足やなんかで激しい脱力感、無気力、自己嫌悪。
なぜこんな訳の分からない行動をしてるのか。
食べたい衝動を止められない自分が怖かった。

３５歳で結婚し妊娠。
妊娠が分かってからも過食嘔吐は止まりませんでした。
産婦人科での体重維持の指導、長年過食嘔吐をしているため胎児への影響の不安感もあったと思います。
この頃には指を使わなくても下腹と胃に力を入れると吐ける様になっていました。
一気に吐くので吐いている最中ずっと自分は呼吸をしてません。
胎児に酸素がいってないのでは？
酸素が胎児の脳に行かず影響があるかも？
過食嘔吐後は決まってお腹が張ります。

可愛い我が子を苦しめている！
ごめんね、苦しいよね、こんなママでごめんね‥いつも後悔ばかり。
それでも食べ始めると止まらないのです。
毎日辛く悲しい気持ちで過ごしました。
胎教にすごく悪かったと思います。

そして予定日４日前に自然分娩で無事出産。五体満足で生まれて来てくれてました。
でも低体重の赤ちゃんでした。
妊娠中はお腹も小さめで人には気付かれにくかったです。
臨月なのに長い階段をあがるのも平気なくらい動けたし、出産直前まで仕事をしていました。
赤ちゃんが小さかったのは自分の過食のせいだと自分を責めました。
そのせいか産後すぐに過食嘔吐。
トイレ付きの個室で吐きやすい環境だったせいもあり、
病院の食事、お祝いにいただいた沢山のお菓子などがあり過食・・・。
隣には生まれたての可愛い我が子が寝ているのに。
子供が４歳になった今も過食嘔吐は続いています。
世代間連鎖が心配でなりません。この病気は本当に恐ろしい。

ここにたどり着くまで辛い毎日を送っていました。
だけど、今日で過食ストップ６日目です。
毎日掲示板を読んでみんなのパワーをもらってるから
過食を止められてるって感じます。
ストップ初日に家族で食べた夕食の楽しかった気持ちは忘れられません。
みんなありがとう。これからはみんなと完治への道を行きます！