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過食症無料メール・電話相談 世代間連鎖について

摂食障害を抱えながら子育てを行うママさん達に、体験談を書いてもらいました。

自己価値が低くなるということは、自分にナイフを向けることと同じこと

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自己価値が低くなるということは、自分にナイフを向けることと同じこと

女性 主婦 44歳 A型 茨城県

子育てと摂食障害。

今日の投稿が一番できにくい投稿です。
子育てにごまかしがきかないから、。

今、相談センターのブログを読んで知識を得てきてふりかえれば
当然と言えば当然ですが 私は不妊でした。

10年後に偶然授かったのがいまの子です。

不妊治療中も私は婦人科の医師に過食嘔吐を伝えることが出来ませんでした。
不妊の原因は夫の原因の方が科学的根拠があったため、過食嘔吐は伝えずに済んでいました。

つわりは食べつわり。
通常食欲がなくなるのに、私は食べたくて食べたくてたまらなかった。

医師は、反対に食欲が出るタイプの人もいると言っていましたが
いま、考えると ただ 過食嘔吐していただけだったのだとおもいます。

当然 妊娠糖尿病にかかりました。入院です。
そして医師からはトマトベビーになる確率が高いとを告げられました。

トマトベビーとは肥満の未熟児のことです。
未熟児なのに肥満なのです。
私は気が狂いそうになりました。

ただでさえ不妊で10年苦しんだのに肥満の未熟児ということは障害児だということです。
命には何の責任もないのに。


私は日本でまだ2軒しかないという難病の母子専門医院に入院して胎児診療を
受けながら安定期を迎えました。
その後の家での栄養指導は、誠に、ハードルの高いものでした。
決められたカロリーと栄養指導に沿ったメニューを自分で管理しなければならず
1グラム単位で食べ物を計り調理し結果を細かく報告しました。
週に1回のチェック。もう自分が栄養士になったかのようでした。
胎児診療の回あって、私は7キロしか増えず、その後も入院しながらやっと子供を無事に産みました。

ところが、私はその後、原因不明の目眩と脱力発作がでて
授乳はできたものの、自分で子供を育てることが出来ず
3年実家で暮らして、実母の助けを得て大きくしました。

小さい頃はわからない。
なんてないです、。

3年後は保育園に入園し仕事に出ました。
このときは拒食期間で
子供は保育園で育ち夜は実家の母が面倒を見て仕事は22時までしていました。

私は忙しさにごまかして、自分が育てることのできない罪悪感を埋めました。

子供はすくすく育ちましたが、しつけるとき、小さいときは怒らずに済みますがある程度大きくなると心を込めてしかり、教えなければなりません。


その時、時たま、世界の終わりのように怒鳴り付けることがあって
そのあと死んでしまいたくなりました。

子供を不必要に起こりすぎることが多動性を誘発することがあります。
私自身は実の母から暴言を浴びて育ったことでどれ程苦労してきたか知れないのです。


自己価値が低くなるということは、自分にナイフを向けることと同じことだと
私は思います。

いま気がつくと私の場合は
衝動的な食欲や嘔吐は
怒鳴っている時と同じ衝動です。

そして、吐いていないときそれは起こらないのです。

過食嘔吐していないときは、太っていく一方でそれもすとれすですが
よく、物事を考えられたり、仕事をきちんとこなせたり、計画をたてて実行していくことができます。

いま、はじめて過食嘔吐が病気だと知り、冷静に受け止められてきたから
客観的にとらえて
治そうとしています。

もう、怒鳴りたくない…。

もう、あの日々は繰り返さない。
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